「企業の集客のためにLPを作成したけれど、なかなか思うように成果が出ない。」
「ABテストを試してみたいけど、なんだか難しそう・・・」
このようなLPの改善についてのお悩み、企業のweb担当者ならよくあることだと思います。
ましてや中小企業でweb担当者があなた以外にいない、webやSNSのことも兼任してやっているなら、ゆっくりと腰を据えて勉強する時間もないかと思います。
本記事では時間がないweb担当者でも簡単にLPのABテストができるように、ABテストをする際に知っておきたい基本のポイントや使っておきたいおすすめのツール、注意点などをご紹介していきます。
ABテストはLP改善に不可欠。理由と基本を解説
ABテストと聞くと少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、簡単にいうと「AとBで試してみて、どっちの方がユーザーからの反応が良いか」を探る方法です。
以前は設定が少し専門的で難しかったのですが、今はとても簡単にしかも無料やトライアル期間があってABテストができるツールが豊富にあるので、時間がない人や初心者の方でも簡単にABテストをすることができます。
ツールの使い方が簡単でもABテストをするときに見逃してはいけないポイントがあるので、先に簡単にご紹介します。
失敗しない!LP ABテストツールの選び方5つのポイント
ABテストツールを選ぶときに気をつけたいポイントは以下の5つです。
- ポイント1:機能性 – 何ができるか? –
- ポイント2:使いやすさ – 誰でも使えるか? –
- ポイント3:費用対効果 – 予算に合うか? –
- ポイント4:連携性 – 既存ツールと繋がるか? –
- ポイント5:サポート体制と導入実績
それぞれのポイントについて解説します。
ポイント1:機能性 – 何ができるか? –
まず重要視しておきたいポイントは、「機能性」です。
ABテストができればなんでも良いというわけではありません。
どのLPのパターンが良いかテストを繰り返し試していけるのがABテストツールですが、
- HTMLコーディングが不要
- アクセス解析
- 画像を自動で圧縮してくれる
など、ABテストに関係する周辺機能がどれだけ充実しているか、必要な機能があるかどうかでABテストツールを選ぶようにしましょう。
ポイント2:使いやすさ – 誰でも使えるか? –
普段の業務がABテストのみという人ならどんなツールでも慣れるまでに十分な時間を取ることができそうですが、そういった人は稀でだいたいの場合は、他の業務と兼任しながらABテストを試していることだと思います。
ABテスト自体は業務の本質ではなく、どのパターンがユーザーにとって反応が良いかを知ることが本質なので、繰り返し色んなパターンを早く簡単に試せることが重要です。
そういった目的があるので、ABテストツールは「使いやすいか」「誰でも使えるか」「早くABテストの回数を回していけるか」が重要になります。
ポイント3:費用対効果 – 予算に合うか? –
ABテストはあくまでもテストなので、なかなかお金をかけてくれる部署は珍しいです。
数千円のツールでも社内の許可をもらうのに苦労したりします。
どのツールが良いのかを知るためにも、おすすめなのは無料期間があったり、トライアル的に使えるかどうかです。
無料期間があったりトライアル的に使えるツールは、何も考えずにまずは使ってみて使い心地を確認するようにしましょう。
ちなみにABテストツールのYoocaは無料で使えるトライアル期間があります。
1サイト月500セッションまで無料で使えるので、スワイプ型LPのABテストツールを探されている方は、試しに利用してみだください。
ポイント4:連携性 – 既存ツールと繋がるか? –
普段使っているアクセス解析ツールと連携があるのかどうか、確認しておきましょう。
もしも連携がないようなら、ABテストツールでどんなアクセス解析ができるのかどうか、チェックしておきましょう。
ポイント5:サポート体制と導入実績
ツールなので使い勝手が分からないときが出てきたりします。
その際にサポートがどこまで対応してくれるのかどうか、チェックしておきましょう。
ちなみに国産のツールはサポートが手厚い傾向にあります。
【目的別】LP ABテストツールおすすめ3選
以下ではおすすめのABテストツールをご紹介します。
気になるABテストツールで無料やトライアルがあるなら、早い段階で早めに使ってみることをおすすめします。
| ツール名 | 料金目安 | 無料プラン / トライアル | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| Yooca | 月額980円 〜 | あり (500セッションまで) | SNSで気軽にABテストを開始したい |
| Optimizely | お問い合わせ | あり(Free版) | 大規模サイト |
| VWO | お問い合わせ | あり(Starter) | 中〜大規模 |
それぞれのツールを簡単に解説します。
【Yooca】無料で試せる

スワイプ型LPを手軽に始めたいなら、圧倒的に手軽で簡単に導入できるYooca(ようか)がおすすめです。
月500セッションまでは無料で使えるので、予算があまりなくてでもスモールでも良いのでABテストをスタートしたい企業におすすめのABテストツールです。
管理画面はシンプルで直感的に分かりやすく、webに関しての知識があまりない担当者でも簡単にABテストを試すことができます。
Yoocaはスワイプ型LPなのでデザインツールのCanvaとの相性が良く、手軽に色んなパターンをテストすることができます。
Yooca自体にアクセス解析が搭載されているので、どのパターンがどんな結果だったかを振り返りやすいのも特徴です。
SNSでABテストを試してみたいなら、まずはYoocaを使ってみてください。
Optimizely
ABテスト、何が良いかなと調べてみると必ず紹介されて出てくるのはOptimizely(オプティマイズリー)ですよね。
Optimizelyの特徴は、色んなタイプのwebテストが可能ということです。
「ABテスト」「多変量テスト」「複数ページテスト」「リダイレクトテスト」が可能です。
色んなテストに対応しているだけではなく、数値が正確で信頼できると言われています。
VWO
VWOもABテストツールで有名なツールです。
VWOの特徴は同じURLでABテストができる、ヒートマップ、レコーディング機能が使えるなどです。
専門知識が不要で使いやすいと評判なので、ヒートマップやレコーディング機能を使ってみたい人はVWOを試しに使ってみましょう。
ABテストを成功させるための実践ノウハウと注意点
ABテストのためのツールを導入しただけでは、成果を出すことはできません。
ABテストを成功させるための実践的なノウハウや注意点をお伝えします。
ポイントは以下の3点です。
- 仮説を立てる
- 一度に変えるのは1ヶ所だけ
- 十分な期間とデータ量を確保する
それぞれについてお伝えします。
仮説を立てる
よくあるあるなのは「なんとなく変えてみる」ということ。
ABテストをする際に「なんとなく変える」というのは無いようにしましょう。
どこかを変更するときには「ボタンが目立っていないかも → 赤にすればボタンが目立ってクリック率が上がるかもしれない」というように、仮説を立てるようにしましょう。
一度に変えるのは1ヶ所だけ
LPを改善しようと色々と考えていると、「あれが気になる」「これも直してみたい」「ここが原因だったのでは?」と色んな可能性を考えて、試してみたくなります。
ですがABテストをするなら、一度に変えて良いのは1ヶ所だけと決めましょう。
というのも、例えば「ボタンの色」と「キャッチコピー」の両方を同時に変えるつ数値の変化があっても、どっちが数値の変化に影響を与えたのか判断ができなくなってしまいます。
色んな仮説を試してみたい気持ちは分かりますが、焦らずに1つずつ試してみましょう。
十分な期間とデータ量を確保する
LPを変更してあまり時間を置かないで得たデータは、偶然そうなっただけの可能性があります。
焦る気持ちは分かりますが、最低でも1週間ぐらいは様子をみて、十分な期間とデータ量を確保するようにしましょう。
そうじゃないと本当に信頼するデータを根拠に改善していくのが難しくなります。
LPの成果を最大化するためのABテストツール。おすすめ3選と選び方・成功の秘訣のまとめ
ABテストツールを使う際のポイントや注意点、気をつけたいところ、おすすめのツールをご紹介してきました。
SNSでの広告運用でスワイプ型LPを使いたいなら、おすすめのLPツールはYooca(ようか)です。
Yoocaは導入がとても簡単で無料トライアルもでき、実際に費用を払ってABテストを続けていくのも安価です。
さらに直感的に管理画面を使うことができ、国産のツールなので言語やサポート面でも安心のABテストツールといえます。
ABテストツールに悩まれている方は、まずは試しにYoocaを使ってみてください。
導入が簡単で使いやすく、Canvaとも相性が良いので手軽にABテストを繰り返すことができます。